一日の流れはどんな感じ?デイサービスの仕事

夜勤がなく、残業や記録も少ないデイサービスという職場は転職先としても人気があります。実際、介護士の仕事内容とはどういうものなのでしょうか。

デイサービスの仕事は利用者を迎えにいくところからはじまります。送迎専門の運転手がいるところもありますが、ほとんどの施設は介護スタッフが送迎車の運転を担っています。大きな車で車椅子ごと移送してきます。車椅子の固定やシートベルトの固定の確認や移動時の転倒には注意が必要となります。
施設に到着したら看護師がバイタルチェックを行うのでいつも通りの体調であるか確認します。バイタル以外にも顔色や表情などいつもと違う様子がみられないかはデイサービスにいる間、常に観察するようにします。

到着し落ち着いたころから午前中のレクリエーションがはじまります。レクの企画、司会、実行は介護士が担うことが多いです。定員が26人以上の大規模デイサービスの場合このレクも大人数で迫力のあるものとなり、とても賑やかな時間となります。企画のしがいがありますね。
その後順番に入浴介助や機能訓練に入ります。利用者が18人以下のデイサービスを小規模デイサービスといい、こちらはひとりひとりゆっくり機能訓練ができたり、レクも利用者が好きなことを自由に時間をかけて行うこともできます。

お昼は食事の準備、配膳、介助を行います。ひとりで食事を摂るのが不安な利用者も多いので見守り、介助が適宜必要となります。午後もレクや体操を行い、15時にはおやつが出ます。
だいたい16時には送る準備が始まり、無事に家や入居している施設に送り届けて1日の業務が終了となります。