デイサービスで勤務することになった場合、レクリエーションの企画や進行も介護士の担当することが多いです。デイサービスにおけるレクリエーションは心身機能の向上や生きがいづくりなど、単なる遊び目的ではありません。利用者に心の潤いを持っていただく重要なイベントといえます。ちゃんと意味のあることであるため、介護士として働くならこうした介護現場で行うレクリエーションの効果も理解しておくと良いかもしれない。
そんなレクリエーションにはいろいろな種類があります。
まずは頭を使ったものです。クイズ大会やゲーム、工作作りなどが挙げられます。考えたり手先を動かしたりすることで、脳の活性化効果が期待できます。認知症の予防や進行防止に対して効果があるといわれています。
また体を使ったレクリエーションもあります。体操やダンスなどです。適度な運動を定期的に行うことで、身体機能の維持や工場の効果も期待できます。
運動を取り入れる際には、安全面には細心の注意を払うことです。利用者の中にはハッスルしすぎて転倒してけがする危険性もあるからです。
口腔機能を高めるレクリエーションもデイサービスの中ではしばしば取り入れられている種目です。口腔機能を維持・向上すれば、いつまでも自分の口で食事も楽しめます。
具体的にはストローを使った福笑いはおすすめです。目や鼻、口などの顔のパーツを厚紙などで作ります。これを顔の正しい位置までストローを吸って動かしていきます。
レクリエーションの時間に行うのもいいですが、食事前のタイミングでこのような種目を行うのもいいでしょう。ほかにも巻き笛なども口腔機能の強化に役立ちます。